レディーススキンケアおすすめ7選
価格帯も成り立ちもさまざまな実在するブランドを、公式サイトや報道をもとに紹介する編集記事です。特定のブランドを推奨するものではなく、それぞれの特徴と留意点をまとめています。
編集部イチ押しの SK-II フェイシャル トリートメント エッセンス へジャンプ、または下記で詳しい比較をご覧ください。
おすすめ一覧
第1位:発酵由来の独自成分で本格ケアをしたい人に
第4位:定番クレンジングオイルを探している人に
第5位:セラミドでバリア機能を整えたい人に
第6位:成分から選ぶスキンケアを試したい人に
第7位:敏感肌研究に特化したブランドを求める人に
SK-II フェイシャル トリートメント エッセンス
SK-IIは日本で開発された独自成分「ピテラ™」を核に、世界中で支持されているとされています。ピテラは酒蔵で働く杜氏の手が若々しいことにヒントを得て生まれた、酵母の発酵過程で得られる天然由来成分と紹介されており、ビタミン類やアミノ酸、ミネラルなどを含むとされています。代表製品「フェイシャル トリートメント エッセンス」はピテラを90%以上配合した化粧水で、SK-II売上No.1商品として長年支持されてきたと報じられています。価格は75mlで8,500円(税抜)、230mlで22,000円(税抜)とされ、いわゆるプレステージ帯の化粧水に位置づけられます。40年以上の歴史を持ち、発酵という再現不可能な自然のプロセスに価値を置く点が、価格の高さの説明として公式サイトでも語られています。「使い続けると肌の調子が変わった」という口コミが多く見られる一方、効果の感じ方には個人差があるとされる点は留意したいところです。
- ピテラ™という酒蔵発想の独自発酵成分が90%以上配合されているとされる
- SK-II売上No.1のロングセラー化粧水で、40年以上の歴史があるとされる
- 日本の百貨店・免税店など購入チャネルが広い
- 75mlで8,500円(税抜)からとプレステージ価格帯で、継続コストが高い
- 効果の感じ方には個人差があるとされ、即効性を保証するものではない
SHISEIDO
SHISEIDOは、1872年に東京銀座で洋風調剤薬局として創業した資生堂のDNAを受け継ぐ、グローバルフラッグシップブランドとされています。「アート」「ビューティー」「サイエンス」を価値基盤に掲げ、世界90の国と地域で展開されていると公式サイトで説明されています。代表的なスキンケアには、最新の基礎研究成果を応用した美容液「アルティミューン」や、1897年から続くロングセラー化粧水「オイデルミン」などがあり、長年の研究の蓄積を強みとしているとされています。百貨店の対面カウンターを中心に、美容部員によるカウンセリング販売を重視してきた点も特徴です。一方で、資生堂グループにはSHISEIDO以外にもELIXIRやIPSA、クレ・ド・ポー ボーテなど価格帯の異なる姉妹ブランドが多数存在し、どのラインを選ぶべきか分かりにくいという声もあります。
- 1872年創業、150年以上の研究開発の蓄積があるとされる
- 「アルティミューン」「オイデルミン」などロングセラー製品を持つ
- 百貨店カウンターでの対面カウンセリングを受けられる
- 資生堂グループ内に価格帯の異なる姉妹ブランドが多く、初心者には選びにくいとの声もある
肌ラボ 極潤ヒアルロン液
ロート製薬が展開する肌ラボは、肌が本当に必要とする保湿を追求し、ヒアルロン酸に的を絞って処方をシンプルにしたブランドと紹介されています。看板商品「極潤ヒアルロン液」には4種類のヒアルロン酸が配合され、上位ラインの「極潤プレミアム」には8種類のヒアルロン酸が使われているとされています。弱酸性・無香料・無着色・オイルフリー・アルコールフリー・パラベンフリーで、敏感肌の人によるパッチテスト済みとされています。公式情報によれば、看板の化粧水は日本の化粧水売上ランキングで7年連続1位を獲得したとされ、ドラッグストアコスメの定番として長く支持されてきました。一方で、処方がヒアルロン酸中心とシンプルなぶん、エイジングケアや美白などの複合機能を求める人には物足りなく感じられる可能性があります。
- 極潤ヒアルロン液は4種類、プレミアムは8種類のヒアルロン酸を配合とされる
- 弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリーなど低刺激処方とされる
- 全国のドラッグストアで手に取りやすい価格帯とされる
- ヒアルロン酸中心のシンプル処方のため、多機能なケアには別ラインの併用が必要な場合がある
DHC 薬用ディープクレンジングオイル
DHCの「薬用ディープクレンジングオイル」は、スペイン産有機栽培のオリーブ果実から抽出した「フロール・デ・アセイテ」というオリーブバージンオイルを配合したクレンジングオイルとされています。無着色・パラベンフリー・石油系界面活性剤不使用・鉱物油不使用を謳っているとされ、口コミではベタつきにくく濃いメイクもしっかり落とせるという評価が多く見られます。通信販売を軸に全国のドラッグストアでも扱われ、手に取りやすい価格帯もDHCの強みとされています。一方で、DHCについて触れる際に避けて通れないのが、2020年末に当時の会長が自社サイトに掲載したコラムをめぐる問題です。特定の民族への差別的な内容を含むとして批判が広がり、不買運動やSNSでの拡散、複数の自治体による連携協定の解消などにつながったと複数の報道機関が伝えています。製品自体の処方とは別の論点ですが、企業姿勢を重視する読者にとっては無視できない事実であり、購入前に各自の判断基準に照らして確認しておくことをおすすめします。
- 有機栽培オリーブ由来のバージンオイルを配合し、メイク落ちが良いと評価されている
- 無着色・パラベンフリー・鉱物油不使用など処方面の配慮があるとされる
- 全国のドラッグストアや通販で手に取りやすい価格帯
- 2020年末、当時の会長のコラムが差別的だとして批判を受け、不買運動に発展したと報じられている
- 企業姿勢を重視する消費者には敬遠される可能性がある
CeraVe
CeraVeは2005年に米国の皮膚科医との共同開発で誕生したとされるスキンケアブランドで、全製品にヒト型セラミド(セラミド1・3・6-II)を配合している点を最大の特徴としています。乾燥や敏感肌に悩む人を中心に、SNSや口コミサイトで話題になってきたとされ、保湿クリームやナイアシンアミド配合乳液などが特に支持されているようです。日本での展開については留意点があります。2023年時点では日本国内に公式な実店舗はなく、現在はロフトやウエルシア、マツモトキヨシなど一部のドラッグストア・バラエティショップ、Amazon、楽天、iHerbといった通販を中心に扱われているとされていますが、店舗ごとの取り扱いは限定的で在庫にばらつきがあるとの情報もあります。
- 全製品にヒト型セラミド(1・3・6-II)を配合しているとされる
- 米国の皮膚科医との共同開発という成り立ちで、処方がシンプル
- 敏感肌・乾燥肌向けの保湿ケアとしてSNSでも話題になってきたとされる
- 日本国内に公式な実店舗網がまだ整っておらず、取扱店や在庫にばらつきがあるとされる
- 並行輸入品も流通しているとみられ、購入時は販売店の確認が必要
The Ordinary
「1本の値段でこんなに成分が濃いなんて」——The Ordinaryが日本のSNSや口コミサイトで語られるとき、まず出てくるのはこの種の驚きです。しかし、このブランドの本当の面白さは価格の安さそのものよりも、そこに至るまでの経営の波乱と、その処方哲学が日本の美容文化とどう噛み合うのかという点にあります。
The Ordinaryは2016年、カナダのDeciem社から生まれたブランドです。Deciem自体は2013年創業とされ、その中心にいたのが共同創業者ブランドン・トゥルアックス氏でした。複数の海外メディアの報道によれば、トゥルアックス氏は2018年、突然すべての店舗を閉鎖するよう指示するなど次第に不安定な言動が目立つようになり、裁判所命令によって経営から外されたとされています。そして翌2019年、彼は急逝しました。経営体制はニコラ・キルナー氏が引き継ぎ、2017年にすでに出資していたエスティローダーが2021年に過半数株式を取得、Deciemは事実上エスティローダー傘下のブランドになったと報じられています。
製品哲学そのものは一貫しています。The Ordinaryの製品名には「ナイアシンアミド10%+亜鉛1%」のように、配合成分とその濃度がそのまま書かれています。これは、成分を非公開にしたり「独自成分」という言葉でブラックボックス化する高級ブランドのアプローチとは対照的です。The Ordinaryはむしろ逆張りで、「何が」「どれくらい」入っているかを前面に出すことで信頼を得ようとしていると言えそうです。
この哲学は、日本のスキンケア文化とは実はやや相性が微妙です。SHISEIDOやSK-IIは、百貨店カウンターでの対面カウンセリングを通じて「あなたに合う組み合わせ」を美容部員が提案する、いわば伴走型の売り方を伝統としてきました。対してThe Ordinaryは、成分単体のアイテムを並べ、どう組み合わせてルーティンを組むかを基本的にユーザー自身の判断に委ねます。これは成分知識のあるスキンケア愛好者にとっては最大の魅力である一方、初めて本格的なスキンケアを始める人にとっては「結局何を買えばいいのか分からない」という壁にもなり得ます。
日本市場での展開状況も見逃せません。オンラインや一部店舗での取り扱いが2024年ごろから広がった後、2025年1月29日には渋谷スクランブルスクエア6階に、ブランドとして初めてとなる常設カウンターがオープンしたと東急百貨店の公式サイトが伝えています。裏を返せば、これは本国での知名度確立から日本での正規小売網整備までかなりの時間差があったということでもあります。
では、The Ordinaryは誰に向いているのでしょうか。すでに自分の肌悩みとそれに効く成分をある程度理解していてピンポイントで攻めたい人、プレステージブランドの価格帯には手が出しにくいが処方の中身にはこだわりたい人には適しているといえそうです。逆に、スキンケアそのものが初めてで「まず何を選べばいいか教えてほしい」という人には、SK-IIやSHISEIDOのような伴走型ブランドのほうが向いている可能性があります。濃度の高い有効成分を単体で使うということは、刺激のコントロールも自己責任になるということです。パッチテストや導入時の頻度調整など、基本的なリテラシーを持って使うことが前提になっているブランドだと理解しておくのがよさそうです。
- ナイアシンアミドなど有効成分の種類・濃度を明記した単機能アイテムが豊富
- 1本1,000円台からと手に取りやすい価格帯とされる
- 2025年1月に渋谷スクランブルスクエアへ日本初の常設カウンターを開設したと報じられている
- 成分単体の処方が多く、自分で組み合わせを判断する必要がありスキンケア初心者にはややハードルが高い
- 創業からエスティローダーによる買収に至るまで、経営面での変遷があった
La Roche-Posay
ラ ロッシュ ポゼは1975年にフランスで、敏感肌のためのスキンケアブランドとして誕生したとされ、現在は世界60カ国以上で展開されていると公式サイトで紹介されています。世界中で9万人以上の皮膚科医・専門家に採用・推奨されているとされ、50年にわたり皮膚科専門医や研究者、患者と連携しながら皮膚科学の発展に貢献してきたとされています。敏感肌の研究を日々重ねているとされ、独自の厳格な試験基準を設け、刺激になりにくい成分構成や必要最小限の処方にこだわっているとされています。ドラッグストアや薬局チャネルを中心に展開されているため日常的に購入しやすい一方、敏感肌向けゆえにテクスチャーがシンプルで、華やかな使用感を求める人には物足りなく感じられる可能性もあります。
- 世界9万人以上の皮膚科医・専門家に採用・推奨されているとされる
- 敏感肌研究に特化し、厳格な試験基準や最小限の処方を掲げているとされる
- ドラッグストア・薬局で購入しやすい価格帯・流通網
- 敏感肌向け設計のためテクスチャーがシンプルで、華やかな使用感を求める人には物足りない場合がある